ぼくせんブログ

パパの子育て奮闘記

74歳の助産師

先日TV録画しておいた、74歳の助産師の番組を見た。

内容に関しては以下のリンクにうまくまとめられているので割愛する。

 

thetv.jp

 

ここではこれを見た、

妻が妊娠中の一般男性としての感想を、

述べさせて頂きたいと思う。

 

 彼女ほど妊婦の方に信頼されて、

出産した後でも長く良い関係を築けている助産師さんは、

少ないのでは無いだろうか。

 

番組内では彼女が出産を手掛けた、

300人のママたちとの写真が放送されていた。


30年以上もこの仕事をしているという事で、

二代に渡って彼女にお願いする家族もいる。


妊婦の方が交流できるイベントも、

出産前後に常時行っているようだった。

 

もし自分が女性だったら、

きっとこんな助産師さんにお願いしたくなるだろう。

 

彼女からは一つ一つの生命の誕生を、

心から重んじ祝い喜ぶという、

基本的ではあるが、

これほどまで長くの期間、

一貫して行うことができる才能を感じた。

 

多くの総合病院、

はたまた町の小さなクリニックであっても、

きっとここまで心のこもった出産は体験する事はなかなかできないだろう。

 

そこにはなにか、

近代では忘れ去られた、

昔には当然のようにあった、

「出産」という生命の誕生があったのだ。

 

無機質な機械や器具と、

ユニフォームに身をまとった人々に囲まれながら、

機械的に行う分娩とは違う感じがするのだ。

 

もちろん私はそれら病院で出産した事も無いし、

これからする事も100%無い。


しかし少しではあるが、

妊婦の人が少なからず考えるであろう、

理想的な出産を想像する事が男性の私にもできたのだ。

 

私の妻は町のクリニックで出産をする事になっている。

彼女が自分自身で選んだ医院だ。

私が体験する訳では無いが、

少しでも今回見た出産のように、

愛が感じられる、

良い出産であって欲しいと願うばかりだ。