ぼくせんブログ

パパの子育て奮闘記

子供の教育論と男の育て方

息子が生まれてくるのはまだまだ先の話だが、

嫁とそれとなく子供に対する教育論的な話に熱くなる時がある。

 

想像で話しているのかと言われるとそうではない。

参考にするのは嫁と義弟との関係だ。

十年以上前から既に10~20代の息子がいる父親の気持ちで二人を見守り続けている。

義弟が何かの場面で決断を下さねばならない時に、嫁が先に正しい答えを導きだしてそれに誘導してしまうのだ。

私はそんな彼女を見て、彼を甘やかしているなといつも感じている。

その行動は彼の成長の機会を奪っている。

周りの人間の成果による虚像の自信では無く、彼の本当の実力によって得る事ができる、真実の自信を得る機会も奪っている。

 

口は悪いが結局なんでも助けてしまう優しい嫁に対して、一見優しそうだが自分でさせるべきと考える厳しい私。

今どきの悟り世代においては、そんな甘やかしの形があっても良いとは思う。

しかしながら私の息子にはその様になって欲しくはない。

息子には自分で考えて自分で行動し、自分で責任を取れる男になって欲しいのだ。

昭和生まれの古い男が考えそうな熱血論と思われそうだが、そんなものはクソくらえだ。

男性というのは結局の所「雄」なのだ。

社会や家庭という荒波を、力強く航海していくタフで頼りがいのある丈夫な船体を築いていかなくてはならない。

 

母性本能のせいなのか、息子や弟に限らずやってあげたくなるタイプの女性は少なくないと思う。

自分ではそうは思っていなくても、結果的にそういった行動に出てしまっている女性もいると思う。

近くにいる男性をダメンズにしたくないのであれば、直ちにその行動をやめるべきだ。

より良い答えが分かっていたとしても、その男性を信じ、彼の行動を見守り、その結果を見届け、成功すれば褒めたたえ、失敗すればそっと慰める。

そうする事でバカな男も少しづつ育つのだ。

正しい答えをすぐに与えるのでは無く、生徒に自らの力で考えさせるのが仕事の教師のようなものだ。

 

息子が生まれてくるまでの間に、このへんの方向性はしっかり嫁とは今後も話し合っていきたいと思う。

自身が経験してきたように、子供の前で大きな声を出して夫婦の会話を聞かれるほど、子供にとって良くないものは無いと思う。